感情表現?

「感情表現?? 」             2002/2/1

第2回目のレッスンの日がやってきた。家で練習をしてくるように言

われたが、実はほとんどしていなかったので、とても気が重い。

なんだか、宿題をせずに学校にいった小学生の気分の再来である

先生「家で少し歌ってみた?」

私 「はぁ・・。あの少し。」(ほとんどしてないので、しどろもどろな答)

先生「じゃ、歌詞はある程度覚えたかな?」

私 「エ??歌詞って覚えるものなんですか?」(そんなん覚えんとあ
かんの?)

先生「歌詞見ながら歌ってる歌手は誰もおらんやろ?」

私 「はい・・。」(別に歌手になりたいとは思ってへんのやけどなぁ・・。)

先生「じゃ、歌ってみようか。」

と、いうことで2回目のレッスンが始まった。

「夢の中に君がいる」
ごめんなさい 少女の頃思い出してたの
そんなに 怖い顔して 怒らないで
あの頃 もう私は あなたを愛してた
それだから この歌を繰り返し歌うの
それだから 歌うのよ この歌をいつも
腰に両手をかけて そんな目をしないで
あなたこそ 私の 最後の恋人

探していた人は あなただったのよ
抱かれる時は 私も あなたのものよ
それでも 震えるわ 明日を想えば
やがては 終るのね 二人の恋も
やがては 終るのよ 夢のような恋も
腰に両手をかけて そんな目をしないで
あなたこそ 私の 最後の恋人
ランララー ラララ ラーララ
ラ・ララーラララ ラーララ
あなたこそ 私の 最後の恋人


歌詞の内容は上記のとおりである。何度か通して歌い音の間違いや

音から音への移動の仕方などを注意される。

そして、次に先生が言った一言が、私の脳にとてつもないショックを

与えた。

先生「君ね、カラオケじゃないんだからもっと感情込めて歌えない?ただ、きれいに歌うだけじゃなくて。」

私 「え・・・??」(感情込める?? 感情???)

先生 「歌詞があるでしょ。もっとよく読んで、その感情に自分が浸れないと。まず、出だしの『ごめんなさい』っていう言葉もそんなに、ただ、ぶっきらぼうに『ごめんなさい』ってメロディーに載せて歌うだけじゃなくて、本当に彼にむかって女性が優しく『ごめんなさい』と言っているように歌ってください。それと、2番の『私もあなたのものよ』ってところも恋してる女性が、恋人に向かって『あなたのものよ』と言ってるんやからね。で、一転してそんなステキな恋も『やがては終るのよ』という言葉に結びつけること。」

先生が何を言っているのかは解る。どうしろと言っているのかは解る。

でも、解らないのはどうしたらそんな風に歌えるのかなのだ。

それからは延々「ごめんなさい」というセリフを何度も言わされた。

やっと、OKが出たので、伴奏つきで歌うと、またダメ!メロディーを

ちゃんと歌おうとするあまり、感情が全然こもっていないと言われた

ついに、先生が歌ってくれたが、先生が歌ってくれると、こんなステ

キな歌なのかと思うほど、曲の表情が変化する。聞いてその違いは

解るが、やってみろと言われると出来ない。

30分間のレッスン時間は、またまたあっという間に終った。

帰る道々、レッスン中のテープを聞きながら、ひたすら自己嫌悪に

陥ったのは言うまでもない。でも、歌詞の内容自体が私には理解で

きない。と、いうか、致命的な事がひとつ。この歌詞の内容の気持ち

になれないのである。この歌詞の展開が私には理解できない。こん

な気持ちになったことがない。ごめんなさいから、あなたを愛していた

からこの歌を歌うの。そして、腰に両手をかけて そんな目をしないで

への流れ。2番の流れも・・。同様に「なんで、少女の頃を思い出して

いるだけなのに謝らなくてはいけないの?なんで、彼は腰に両手を

かけてそんな眼をしてるの?そんな目ってどんな目?しかもそんな

盛り上がりもなく、いつかは終るのねって・・・。

なんでやねん???」

こうなるともう人生口論の世界である。歌詞にいちいちイチャモンを

つけている自分が情けない。これはどうも、理解できないというよりは

、好きになれない歌なのだ。好きになれないのに感情なんて込めら

れない。一番初めに習う歌が好きになれないなんて不幸だ!!

ため息とともに 家路を急ぐ。
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by sarah000329 | 2002-02-01 12:49 | デビューするまで
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