嫌いな課題曲

「嫌いな課題」               2002/2/5

「夢の中に君がいる」はどうしても好きになれない。歌詞自体に共感

できないのだから、これはもう仕方ない。そうなると不思議なもので

メロディーを聞いても、何をしても体が「いやだ」と反応してしまう。そう

なると練習にならない。歌っていて自分がいやだと思うのだから、聞

いている方はきっともっと「いや」だろう。「ごめんなさい」と可愛く歌え

ない。私が歌うとその部分がどうしてもご詠歌のように聞こえる。もし

かして、私って実はとっても頑固な性格だったのだろうか?なぜ、

「ごめんなさい」と素直に可愛く言えないのだろう。その気持ちは先

生にも伝わったようで、

「はい。この課題はそろそろ終って、次の曲にいこうか。」と早々に切

り上げてくれた。

一安心!!
 
安心したのもつかの間で、先生が次の課題を探し始める。

「君には何がいいんかな・・・」

つぶやきながら先生が譜面を色々と探している。

あ・・・そうだった。イヤな課題は終っても、まだレッスンは続くんだ。

次にもらった課題は「昔の歌」という曲だった。今回も先生が、

「君も自分の楽譜がいるかな?」と聞いたが、まったく何もわかって

いない私は、「結構です。楽譜があっても譜面が読めないので」と、

その部分を軽く、軽く流してしまったのである。

(譜面というのは、各々が必ず持っている。本に載ってる楽譜のキー

が自分に合うとは限らないので、歌手は、自分の音域にあったもの

に書き直している。また、自分用にアレンジを加えてる人もいる。

スピードや表現方法なども、いつも同じピアニストに伴奏してもらえる

とは限らないので、譜面の中にわかりやすく指示をしておくのは大切

。自分だけのオリジナルの譜面は歌手にとっては宝物である。)今か

ら考えると、よくこんな事を言ってたなと自分でも恐ろしくなる。しかし

、これがどういう意味かわからないほどに、当時は本当に無知だった

。そんな私が今は人前で歌っているのだから、

人生はまったく何が起こるかわからない。
by sarah000329 | 2002-02-05 14:04 | デビューするまで
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