風
![]() 風を感じる? 風は一箇所には留まらない。 時も同じ だとしたら無理な抵抗はしないで 流されてみるのもいいじゃない 振り返る度に過去は重くなるからさ ![]() 鼻から胃カメラ 昨日、胃カメラを初体験してきました。 歌を歌っているにもかかわらず、喉がとても弱く 風邪をひきやすいうえに、一旦風邪をひくと咳が止まらなくなる体質の私は 耳鼻科といきつけの内科にお世話になりっぱなしだ。 毎回「先生、ライブが三日後だからこの咳を止めてください」と無理なお願いをしている。 初めは「ええええええ~~」と驚いていた先生も近頃では「はい。で、ライブはいつなの?」 と聞いてくれるくらい私のライブ前の風邪ひきに慣れてしまった。 先日、耳鼻科の先生に「この喉の炎症はどうも胃液が上がって来ているのが原因だと 思うフシがある」といわれて、それを内科の先生に伝えたところ 喉が炎症を起こしているのなら、食道や胃の入り口付近も炎症があるはずだから 大事を取って胃カメラを飲みなさいと言われてしまった。 前日の9時から絶食で水分も駄目だった。 普段から喉乾かし野郎の私にとって、水分を取れないのは拷問に近い。 しかも、お風呂上に水が飲めないとあっては、砂漠で遭難したも同然である。 ひっつく喉をうがいでごまかしてなんとか眠りにつく。 当日・・・先生に説明を受ける。 まれに麻酔でアレルギーを起こす人がいる。 まれに声帯に傷がつく場合がある。後々、治癒するまで声がかすれる。 まれに大量出血をする場合がある。この時は即入院で治療を受ける。 これだけで小心者の私がビビルのには充分である。 医者:「鼻と口とどちらからにしますか?口からよりも鼻の方が少し小さくなってますが」 「しかも、あなたは時間的に急いでいるから、鎮静剤も使えないしねぇ~ その時点で私は迷わず「鼻!!絶対鼻!!鼻でお願いします。」と答えていた。 それから鼻の中にゼリー状の麻酔薬を鼻に投入される。注射器でいれていくのだが これがまた、超気分が悪い・・・・しかも、薬が粘膜に染みて痛い。 鼻の奥から喉に流れ込んでくると苦いし・・・最悪である。 その状態で順番が来るのを待つ。 検査室と待合室はカーテンで仕切っただけなので、私より一人前の人が検査を受けている声が聞こえる 医者:「はい。喉の細いところ入ります。息を吸って~」 患者さん:げえええええええええええええええ!!! 医者:「はい、リラックス。リラックス。体の力を抜いて~」 患者さん:げええええええええげええええええええげえええええええ! 先生が何を話しかけても、おええ・・・おえええ・・・という返事しか聞こえてこない。 こんなんでエエんか?? そんなに苦しいんか?? 体中の血が一気に引く音が聞こえるような気がした・・・・・・・・・ 手がつめたくなってくる。 あかんかもしれへん・・・・ やっぱり私には無理かもしれへん・・・・・・・ 帰りたい・・・帰りたい・・・帰りたい・・・その思いが膨れ上がる。 そうこうしている間に患者さんが待合室に戻ってきた。 鎮静剤を使っているのでほとんど意識がない状態である。 鎮静剤を使っていて、楽になるはずが「おえおえおえ」なのか!??? 握り締めた手に汗だくになる。 そして、ついに名前を呼ばれてしまった。 検査室のベッドに左を下にして横たわる。 本来左が下なので、左の鼻から入れるのだが、私は花粉症になった関係で左の鼻は 毛細血管が切れやすく鼻血がすぐに出てしまうので、右の鼻からお願いしていた。 先生が鼻からカメラを入れていく。違和感かあるものの、そんなに苦しくてたまらない というほどではない・・・・。 鼻の奥の意外とスムーズに入った。いよいよ喉の方にカメラがやってくる。 一番苦しいポイントにさしかかる 医者:「はい。一度ごっくんしてください」 私:ゴクン 医者:「はい。上手ですね~。もう一番苦しいポイントは通りすぎましたよ。これから食道を通って、胃の中に入っていきます」 そんなにゲロゲロになるほど苦しくはなかったが、おなかの中からずーっと管が伸びていて それが喉から鼻にとっているのだし、中で動くと当然鼻や喉の辺りも連動して動くから 気持ち悪いことこのうえない。 伏見稲荷の串刺しのスズメを思い出した・・・・・ 串刺しとまではいかないが・・・その一歩手前までいったような気分である。 目の前に画面があり、自分の内臓がドアップで映し出される。 先生がゼリー状の薬や水を注入する。水で洗い流しながら見ていくと説明を受けた。 喉はカラカラに乾いているのに、水が直接胃の中に注ぎ込まれるというのは 干からびた体には嬉しいことかもしれないが・・・喉を潤すという喜びを感じられないのは なんとも複雑である。 何度も水やゼリーや空気を注入される。 そのたびに胃はふくれていく。 昨夜の9時からの絶食でお腹はすき切っていたはずなのに、気分が悪いくらいお腹がいっぱいになる。 ようやく検査が終わり、カメラが抜き取られる。 管がずるずると胃・食道・喉・・・そして鼻を通って出ていく。 全部出た時の爽快感!! あーーーー! やった!! やっと体の違和感がなくなった。 胃カメラ・・・・・・ バリウムを飲むよりは楽だったと思うが、出来れば二度としたくない。 バリウムを飲むのだって、したくないし、あの時期が来るとたまらなく憂鬱になる。 早期発見・早期治療と婦長さんにいつも諭されるし それも分かってはいるのだが、自分だけは病気とは無関係と思ってしまう。 この後は心も体も癒されるオアシスに直行した。 喉を通る水の美味しいこと。 この世で一番美味しいのは水かもしれない。
by sarah000329
| 2008-06-17 09:47
| 近頃の私
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